
「ぷにるんずのぷにともつーしん、うちの子にはまだ早いかな?」

何歳から楽しめるの?
独特な“ぷにぷに”感とかわいらしいキャラクターで子どもたちに大人気ぷにるんずのぷにともつーしん。
ぷにぷにしたキャラクター「ぷにるんず」を育成する液晶トイです。
本体の穴に自分の指を入れて直接キャラクターを触っているかのような感覚でコミュニケーションを取れるのが大きな特徴。
ぷにともつーしんの公式対象年齢は6歳以上です。
とはいえ、興味を持ち始めるのはもっと早い時期。
実際、我が子は4歳の誕生日プレゼントにぷにともつーしんを希望しました。
色はピンク、ブルー、パープルの3色展開。我が子はブルーを選びました。
4歳児が実際に遊んだ感想と、サポートが必要なポイントを紹介します。
ぷにるんずの公式対象年齢は「6歳以上」!その理由は?

メーカーが推奨している対象年齢は「6歳以上」となっています。その理由としては、以下のような点が挙げられます。
操作が複雑で平仮名が読めないと難しい

ぷにるんずはボタン操作やメニュー切り替えなど、ある程度の指示理解と操作スキルが必要です。
メニュー表示は「きめる」「やめる」などひらがなで選択するため、ひらがなが読めることが前提になっています。
「ごはんをあげたい!」と思っても、食べさせるまでのボタン操作が理解できないと難しさを感じます。
小さな子は長時間の使用が難しい
成長段階の子どもにとって、画面に長時間触れることは視力や集中力の面でも注意が必要です。
集中しすぎないようにタイマーをかけたり、声をかけて休憩を取り入れたりしましょう。
「育てる」という概念が理解できない

ぷにるんずは生き物のように成長し、「べびぷに」→「きっずぷに」→「おとなぷに」へと変化していきます。
長時間触らずに放置し、適切なお世話をしないと溶けてしまいます。(ぷにぷにすれば戻るので安心してね)

食事のお世話、排泄のお世話、お風呂、掃除など、生き物を育てるために必要なお世話を継続しなければなりません。
この「責任を持って育てる」という概念を理解し、継続的にお世話を続けるには、6歳程度の精神的な発達が必要とされています。
【レビュー】実際に4歳と7歳&9歳がぷにるんずで遊んでみた感想
ぷにるんず ぷにともつーしんが我が家にやってきて約1か月。欲しがっていた4歳児と、7歳と9歳のお兄ちゃんたちが実際に遊んでみた感想をお伝えします。
4歳児が実際にぷにともつーしん遊んでみた感想

ぷにぷにして気持ちいい~!!
ぷにぷに感が楽しい!
画面をタッチすると、まるで本物のスライムのような感触があり気持ちがいい!
指を入れてぷにぷにして楽しんでいました。
なでなですると、ハートが出てきて喜んでくれ、かわいい声で「ぷ~に~!」と鳴いてくれるのもうれしくなっちゃいます。
キャラクターのお世話ができると達成感に
ごはんをあげたり、お風呂に入れたりといったお世話要素も豊富。
簡単な操作を繰り返すことで、子どもも少しずつ覚えていき、自信に繋がります。
着せ替え機能や、模様替え機能では、好きな色を選んだり、ぷにるんずの装飾を選んだり楽しそう。
成長していると「ぷにるんず、大きくなった~!」と大喜びです。
ミニゲームは難易度が高め
ミニゲームは難易度が高く高得点は取れませんが、4歳児でも操作できるゲームは多くあります。
モグラたたきのように遊ぶ「ぷにぷにパニック」やクレーンゲームのような「ピカッとクレーン」は4歳児でも遊べます。(全クリアは難しい)
7歳児&9歳児が実際にぷにともつーしんで遊んでみた感想

対象年齢以上である次男(7歳)が遊んでみると、全てにおいて「ちょうど良い」という印象です。。
ミニゲームの難易度も飽きずにある程度の時間楽しめるレベルでした。
神経衰弱のような「ぷるんとゼリーマッチ」というゲームや、ボタンを押すタイミングが重要な「ホイップスイーツ」というゲームも楽しめます。
兄たちは文字が読めるので、ボタン操作においても保護者のサポート不要で理解できます。
9歳の長男も、とても楽しそうに遊んでおり、「お世話をして育てていく」という意識においては一番楽しめている印象でした。
ペットが飼いたい!と言っていた長男なので、お世話するのが楽しい様子です。
ゲームでコインを稼ぎ、そのコインでお買い物をするという社会の仕組みも学べます。
ただ、玩具自体の見た目が可愛らしく女の子が好きそうなデザインになっているので、「男の子向けのこういうのないかな~」と言っています!
対象年齢以下(3歳・4歳・5歳など)でも楽しめる?遊び方の工夫

対象年齢以下で遊ぶ時は、次のような工夫をしましょう。
ぷにるんずで遊ぶ時間を短く区切る
1回10分〜15分程度に区切ることで、飽きずに集中して楽しめます。
外出時の待ち時間対策としても有用です!
長時間、画面を見ることが気になる場合は、画面保護シートを利用すると安心です。
保護者が一緒にぷにるんずで遊ぶ
初めのうちは、保護者が隣で操作を教えたり、一緒にストーリーを進めたりすると安心感があり、理解も早まります。
「一緒に遊ぶ」こと自体が親子のふれあいの時間となって、子どもも喜んでくれます。
「ぷにるんず、このドーナッツ好きなんだね」
「うんちが出ているから流してあげようね」
など語り合いながら一緒にお世話をしてあげると、母性が育ちます。
操作自体は保護者がしても、選択するものを子どもが選べば一緒に楽しめます。
たとえば、食事の中身や装飾など選択する場面が多くあるため、「次は何をあげる?」「どの部屋が好き?」といったように選ばせてあげるといいですよ!

わたしも楽しくなっちゃいます!
ひらがなが読めない部分をフォロー
メッセージ表示など、文字が読めない子には読み上げてあげるとスムーズ。
文字を覚えている最中の子には、文字を覚える意欲につながるかもしれませんね!
購入前に知っておきたい!ぷにるんずで遊ぶ際の注意点・デメリット
ぷにるんずは操作に慣れるまで時間がかかる
対象年齢以下の子どもは、メニュー操作やボタンの意味をすぐに理解するのが難しいこともあります。慣れるまでは保護者のサポートが必要です。
対象年齢以上の子であれば、説明をしなくても感覚的にどんどん理解して操作できていました。
電池の消耗が早い
液晶画面で動作するおもちゃのため、電池の消耗が比較的早いです。遊ぶ頻度にもよりますが、1週間くらいで電池交換が必要になったこともあります。
電池が必要なおもちゃは、どれも比較的消耗が早いものなので、ぷにるんずが特別早いという印象は受けません。

単4アルカリ電池が3本必要です!
取り扱いに注意が必要
小さな子どもはおもちゃを落としたり投げたりしてしまうことがありますが、ぷにるんずは精密機器のため、落下や水濡れには注意が必要です。持ち運びの際は専用ケースやポーチを利用すると安心です。
先輩ママの多くが、「ぷにぷにのボタンがそのうち壊れる」と言っているため、ぷにぷにする部分は丁寧に優しく取り扱うように注意しましょう。
お友だちとの「通信」ができない場面もある
ぷにるんずぷにともつーしんにはお友達と通信してお互い行き来する楽しみ方ができます。
この通信機能を楽しむためには、近くにぷにるんずを持っている友達がいる必要があります。
対象年齢以下の子は、持っている友達を探すのが難しいかもしれません。

我が家も持っているお友達を知らないので、通信機能は使っていません。
通信しなくても、自分が育てているぷにるんずとは、違うタイプのぷにんるんずが遊びに来てくれる場面があるのでそれを楽しんでいます。

おともだちのぷにるんずと一緒に写真が撮れるよ!
まとめ:ぷにるんずは5歳以下でもサポートがあれば楽しめる
ぷにるんず ぷにともつーしんは公式対象年齢が6歳以上となっていますが、保護者のサポートがあれば4歳児でも楽しく遊べます。ただし、完全に一人で遊ぶには操作が複雑で、継続的な大人のフォローが必要です。
購入を検討するときは、子どもの発達段階や興味の持続性、保護者がどの程度サポートできるかを考慮することが大切です。
特に対象年齢以下のお子さんの場合は、一緒に遊ぶ時間を確保できるかが重要なポイントになります。
適切なサポートがあれば、ぷにるんずは子どもの責任感や愛情を育むすてきなおもちゃです。
購入前にしっかりと検討し、お子さんにとって最適な遊び方を見つけてください。