マトリョーシカが楽器に!?マトリョミンとは?こどもから高齢者,主婦の趣味にオススメ。

趣味&日常

マトリョミンとはどんな楽器?

2体のマトリョミン
我が家にあるマトリョミン。左が1000体記念の限定モデル(ME03型)。右がME04型。

マトリョミンという名前を聞いたことがありますか?


とってもかわいい見た目と裏腹に本格的な音楽が楽しめるマトリョミン
ロシアの人形マトリョーシカにテルミンの機能を入れたものです。

マトリョミンに手を近づけたり遠ざけたりすることで音程を調整し、音楽を奏でます。
5オクターブの音域を持っており、マトリョミンに手を近づけると高い音に、遠ざけると低い音になります。

マトリョミンに使用されているマトリョーシカは、ロシアの職人により一体ずつ手作業で作られています。大きさや表情、細部のデザインなど少しずつ異なっており、それぞれが世界にたった一つの存在であることも魅力のひとつです。

そもそもテルミンとは?

テルミンを弾く女性

テルミンとは、ロシアの科学者テルミン博士が開発した世界最古の電子楽器です。

手を触れることなく音を奏でることができる不思議な楽器です。
アンテナが左右に2本あり、演奏者からみて右手側にある、上に伸びているアンテナで音程、左手のループ型のアンテナで音量を制御することで音楽を奏でることができます。

1993年に映画「テルミン」としてドキュメンタリーが公開され、一時注目を浴びました。
また、漫画「のだめカンタービレ」にも登場し、映画「のだめカンタービレ最終楽章後編(2016)」でも実際に演奏場面があります。

のだめカンタービレで初めて見た人も多いのでは?

この「テルミン」の機能をマトリョーシカに入れたものがマトリョミンです。


マトリョミンはもっと気軽にテルミンを楽しんでもらいたいという想いから、日本のテルミン演奏者竹内正実氏によって開発されました。
テルミンを演奏している人で、竹内先生を知らない人はいない!というほどの有名な演奏者です。
のだめカンタービレの演奏監修もされていました。


私自身も竹内先生からテルミンを教えていただき、演奏法を習得しました。

マトリョミンの裏側

マトリョミンの後ろ側

マトリョミンの後ろ側には、音量調整つまみとラインアウト、イヤホン出力がついています。
右側のマトリョミンは、音量調整が視覚的に管理しやすいように、マスキングテープで目印を自分でつけました。

マトリョミンが趣味におすすめな理由

場所を選ばずどこでも弾ける

サイズ:幅105×高さ200×奥行115
             (mm)
重さ:400g
音量調整可能
ラインアウト、イヤホン出力あり

サイズ感としては身近なものに例えると牛乳パックに近い大きさ。
牛乳パックをすこし低身長に、そしてふっくらさせたような大きさのイメージです。

重さは牛乳パックの半分以下。
どこでも簡単に持っていき、演奏することができます。

これなら持ち運びも簡単ね!

音符が読めなくても弾ける

趣味程度に自分で楽しむ分には音符が読めなくても大丈夫
歌を歌うような感覚で弾けます。

正確に音を奏でて演奏するためには、音符は読めた方が良いです。
自分で読めなくても、楽譜にドレミをカタカナで書き足せば大丈夫。
音楽経験がある方のほうが習得は早いですが、全く経験のない方も習得できます

独学でも弾ける

マトリョミンの発売元であるマンダリンエレクトロンのYouTubeなど演奏方法の動画を見ることで、独学でもある程度弾けるようになります。

2022年1月に発売された竹内正実氏の著書「テルミンとわたし」

こちらの第8章「マトリョミンを演奏する」ではマトリョミンの演奏方法が図解つきで丁寧に説明されています。

マトリョミンを趣味として楽しむ程度なら、独学でも十分可能ですよ。

テルミンは、音程だけでなく音量の制御も加わり、左右の手を利用して音を奏でるためマトリョミンよりも格段に難易度が上がります。
マトリョミンだけでなく、いずれはテルミンの演奏を行いたい方は、教室に通って基礎からしっかり学んだ方が良いです。

こどもや高齢者でも可能?主婦にもおすすめ。

マトリョミン本体をまっすぐに保持することができれば、こどもや高齢者でも簡単に音を出すことができます。
音を出すだけでなく曲を演奏するためには、しっかりと安定して本体を保つ必要があります。



障がいなどを理由に安定してマトリョミンを保持できない方や、手の小さいお子様は補助的なリモート・チューニング・コントローラー「Remort Pod」がおすすめ。


ME04型(最新型)のマトリョミンを机などの上に置いて演奏することができます。
(マンダリンエレクトロンの公式WEB SHOPにて6000円で販売されています。)



Remort Podを利用せずに演奏できるようになるのは小学校高学年くらいからでしょうか。
手の大きさにもよるので一度試してみても良いかもしれません。

見た目がかわいいので、こどもにもお年寄りにも興味を持ってもらいマトリョミン。
小学校や高齢者施設など、音楽に触れる機会づくりに最適な楽器です。

実際にマトリョミンを弾いている方は女性が多く、主婦の方もたくさんいらっしゃいました。
自宅で簡単に練習ができ、置き場にも困らないため新しい趣味を始めたい主婦の方にもおすすめです。

さらに楽しむには合奏がオススメ

マトリョミンは単独で弾いても楽しいですが、合奏をすることでより一層良さを感じられます
持ち運びも楽なので仲間と会って練習も行いやすいです。
合唱をしているような素敵なハーモニーが創り出されます。

ただ、合奏をすると、自分の音の音程が取りにくく正確な音を奏でるのが困難。


そのため、大人数での合奏時には聴診器を用いて自分の音を聞き分けて行なっています。
マトリョミンの体調を確認しているお医者さんみたいで不思議な光景になります。

2011年1月22日 東京にて167名による合奏が行われ、私も参加しました。

その時の様子がこちらの動画になります。
圧巻の演奏をぜひ聴いてみてください。

167名からなるマトリョミンアンサンブル演奏。

2013年7月20日、浜松にて全国から273名が集まり、合奏の世界記録に挑戦しました。
わたしも参加させていただき、とても緊張した記憶があります。


すぐ近くで審査員の方が目を凝らしてみており、この上ないプレッシャーを感じました。
1名失格者がでたものの272名によるマトリョミン合奏として世界記録を樹立しました。

6年後の2019年9月には、289名による合奏が行われ、ギネス記録が更新されました。
(こちらの記録には残念ながら私は参加しておりませんでした)
今後も更新されていくのか気になるところです!

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ちょっと弾いてみたくなったかしら?

マトリョミンの値段は?どこで買える?

マトリョミンの値段は、4~5万円前後で販売されています。
開発者である竹内正実先生のMandarin Electron(マンダリンエレクトロン)のWebShopの他、タワーレコードや楽器店、楽天市場などで買えます。

実際に触ってみたいという方は一度店頭で体験させてもらうと良いですね。

最新式(ME04型)は、チューニング(演奏開始前の設定)がボタン1つで簡単に行えます。


メルカリなどで旧式のものを購入する際は、若干チューニングの手間がかかりますので注意してください。慣れれば旧式のものでも簡単にチューニングはできますので問題はありませんよ。

まとめ

・マトリョミンとはマトリョーシカ型のテルミン
・テルミンよりは簡単に、独学でも弾くことができる
・こどもからお年寄りまで弾ける
・合奏するとなお楽しい

マトリョミンは、あまり知られていない楽器なので、弾けるだけでも自慢になります。
なにか新しいことを始めてみたい、音楽が好き、という方、始めてみませんか?
マトリョミンをきっかけに新たな仲間ができるかもしれません。




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