わたしは3人の子供を育てており、長男と次男は2学年差の年子(1歳10か月差)で、次男と長女が4学年差となっています。
また私自身も、兄と4学年差の兄妹であり、親として・子として経験したメリットやデメリットを紹介したいと思います。
4学年差で子育てするメリット
ある程度自分のことができるようになっている
4学年差の場合、下の子が生まれたときに上の子は幼稚園の年少クラスです。
個人差はあるものの、トイトレが終了している子が多く(我が家は出産時はまだオムツでしたが)、食事や着替えなど身の回りのことがだいたいは自分でできるようになっている頃です。
次男出産時は長男がまだ1歳代で、すべての生活動作に手伝いが必要だったのでとても大変でした。
4学年離れると、直接的な手伝いをしなくても、声掛けだけで通園準備等ができるので、下の子のお世話をしながらでもゆとりが生まれます。
トイトレが終わっていないと、2人分のオムツを購入し、オムツ用のごみ箱もすぐに満タンになってしまうので、終了していると気が楽です。メリット1.日中は下の子に専念できる
上の子が幼稚園等に通園しているため、日中は下の子と2人きりになれます。
上の子の相手をしながら赤ちゃんを育てるのはとても大変。
赤ちゃんが寝ているときは一緒に眠ったり休憩することができるのが4学年差のメリットです。
メリット2.通園グッズがそのままお下がりで使用できる
満3歳や年少クラスで下の子を入園させる場合には、上の子は卒園しているため、通園グッズはすべてお下がりが使用できます。
園によっては制服や備品代は10万前後になるところもあり、同時に在園する場合はかなりの出費になることも・・・
異性であったとしても、上の子世代のママ友から譲っていただけることもあるため園グッズの出費が抑えられます。
育児にはお金がかかるから節約できるところはしたい!
メリット3.入学時は頼れる存在になっている
下の子が小学校に入学するときには、上の子が5年生となっています。
5年生となると、学校の中では上級生で頼れる存在。
朝は一緒に通学することができるので親としても安心です。
校内にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる、というだけでもこどもにとっては安心材料になります。
メリット4.受験が重なることがない
3学年差の子育てでは、中学受験・高校受験・大学受験など受験がことごとく重なってしまいます。
神経質になり、精神的なフォローが必要な時期が同時にくるのは親として大変。出費もかさばります。
4学年差では重なることがないため、受験生の子に寄り添ってフォローすることができるのがメリットです。
4学年差のデメリット
デメリット1.両方が楽しめる遊び場が限られる
4学年差になると体格も差があるため、身長や年齢制限のある場所では、一緒に遊べないこともあります。
支援センターなども「未就園児用のお部屋」「幼児の部屋」「小学生の部屋」と別れているところもあり、そういったところでは別の部屋で遊ぶか上の子の部屋に行って大きな子用のおもちゃで一緒にあそぶことになります。
我が家は長男と末っ子では6歳離れているので、3人がそろって遊べる場所はさらに探すのが難しい状況です。
デメリット2.能力の差が明確で同等には遊べない
体格的にも知能的にも4学年離れると圧倒的な差があるため、同等に遊ぶことはできません。
実際子供のころ、兄とオセロやおはじきなど一緒に遊んでもハンデなしで勝つことはできず、兄から「相手にならないからつまらない」と言われていました。
外での遊びも、走る速度も違うし、外用玩具も共有できるものが少なくなります。
一緒に遊ぶというよりは、上の子がお世話をして「遊んであげている」という状態になりがちです。
我が家で唯一、3人が一緒に使って遊んでいるのがレゴ デュプロです。おもちゃの少ない暮らしをしている我が家で、一番買ってよかった玩具です。
おもちゃたくさんいらない!収納に悩まなくて済む「少ないおもちゃで暮らす工夫」5選 | すみこのくらし (sumiko-kurashi.com)
デメリット3.幼稚園は同時通園ができない
メリットとして、「お下がりができる」点を挙げましたが、同時に通園する姿を見ることができないのはさみしい点でもあります。
デメリット4.ママ友が少ない
私の周りでは、2学年差や3学年差の兄弟にくらべると4学年差の兄弟はグッと少なくなる印象です。
下の子のママたちと仲良くなるためには、また1から関係性を作る必要があります。
また基本的に上の子のママさんとやり取りしていることが多く、満足していたりするので下の子のママ友が少なくなってしまいます。
(ママ友いなくても特に困ることはないですが、〇〇ちゃんと遊びたい!と言われたときに連絡先もわからず望みを叶えてあげられない事態になることも・・・)
ママ友いなくても困らないけど、居たら居たで楽しい存在!
デメリット5.親としての在園・在校期間が長い
4歳以上離れていると、同時に在園したり在学する期間が短くなる分、親として園や学校に携わる年数は長くなります。
我が家は第一子と第三子が6学年差で小学校生活はかさならないので12年間小学校に出向くことになります。
先生よりも長いじゃない~??
4学年差でも、合計10年間は親として小学校にかかわることになります。
事情にくわしい親として、重宝されるかもしれませんね。
まとめ:4学年差にはメリットもデメリットもある
4学年差育児は、年の近い兄弟育児に比べると下の子が赤ちゃん時代は楽といえます。
大きくなってくると、それぞれに別の対応をする必要があるためその点はデメリットと言えます。
何歳差であっても一長一短あります。
4歳学年差の子育てがこれから始まる方、4学年差の子育てを検討している方、記事を読んでくださってありがとうございます。
少しでも楽しく育児ができますように。