迷子紐(ハーネス)を利用することは「かわいそう」なのでしょうか。
私は「かわいそうだ」とは思いません。
子供の命を守るため、必要な場合は使用するべきだと考えています。
急に飛び出してしまうのではないか、という心配を軽くしてくれる育児の見方でした。
- 迷子紐の購入に悩んでいる
- どんなタイプの迷子紐(ハーネス)があるのか知りたい
迷子紐(ハーネス)いつ使う?
迷子紐(ハーネス)はこんな場面での利用がおすすめです。
- 散歩のとき
- お買い物のとき
- 遊園地など混雑した場所に行くとき
お散歩のとき
迷子紐の利用を検討した際、長男が2歳、次男が0歳でした。
当時はアパートの2階で暮らしていたため、ベビーカーで出かけるときは1階までベビーカーを運ぶ必要がありました。(エレベーターはなし)
1階までベビーカーと次男(赤ちゃん)を抱きかかえ、長男も一緒に降りていくのですが、ベビーカーに乗せている間に長男が歩いてどこかへ行ってしまいそうになることがありました。
アパートの前の道路は車通りも多く、万が一飛び出てしまっては事故につながります。
赤ちゃんをベビーカーに乗せ下ろししている間、迷子紐を自分の腕に通しておけば飛び出ていってしまう心配がありませんでした。
散歩中も、ベビーカーを押しながら、片手を繋いで歩くというのはなかなか難しいものでした。
迷子紐を腕に通して万が一に備えて散歩をしていました。
買い物のとき
お買い物中は品物を選んだり、お会計をしたりとこどもから目を離す瞬間がどうしても生まれます。
ほんの一瞬でもサッとどこかへ行ってしまうのがこども。
しかも背が小さいので探すのにも苦労します。
慌てて追いかけていき、手を見るとどこの棚から持ってきたのかわからない商品をつかんでいたり…
スーパーでヒヤっとした経験はどなたでもあるのではないでしょうか。
お会計中や商品の袋詰めのときはとくに両手がふさがってしまうため、迷子紐やハーネスがあると便利です。
遊園地など混雑した場所に行くとき
その名の通り、「迷子」を防止するために混雑した場所へ出かけるときには便利です。
手を離したすきに人混みに紛れて見失ってしまうといったことを防げます。
家族で出かける場合は、誰かが見ていると思っていたら誰も見ていなかった…ということがよく起こります。迷子になったときの不安や焦燥感はとてもつらいので未然に防ぎたいものです。
遊園地やテーマパークなど人の往来が多い場所では、紐を伸ばして歩くと向かってくる人の邪魔になったり、障害物に引っかかることがあるので周囲の人の迷惑にならないように気を付けないといけません。
迷子紐(ハーネス)を利用しているときの反応
ネット上では「ハーネスをつけるなんて犬みたいでかわいそう」とか「ちゃんと手を繋いであげればよいのに」などといった批判の声も聞かれます。
私自身も周囲の目を気にしながら利用していました。
実際に迷子紐をつけて散歩をしてみると、多くの方が微笑ましい表情で見てくれました。
「お、いいのがあるな!」と声をかけてくれた高齢の男性には気持ちが救われました。
きっと批判的な目で見ていた方も中にはいたと思いますが、面と向かって批判的な言葉をかけられることはありませんでした。
迷子紐(ハーネス)使用時の注意点
迷子紐(ハーネス)は、あくまで補助的な使い方をするのが理想です。
- 手を繋いでくれそうなときは繋ぐようにする
- 人通りの多いところでは短めに持ち邪魔にならないようにする
- こどもから長時間、目を離さない
以上のことを守っていれば否定的な見方をされることは少ないと思います。
誰に何を言われようが、子どもの命が優先!
万が一の事態が起きてからでは遅いので、子どもを守るためのものだと自身を持って使用したらよいと思います。
迷子紐(ハーネス)にはどんな種類のものがあるのか
リュック型のもの
我が家で利用していたのはリュックにハーネスが付いたタイプのものでした。
リュックを背負うことを、こどもは喜んでくれたので抵抗なくつけることができました。
ハーネス部分は取り外すことができるので、公園等の安全な場所についたら外してあげることもできます。
小さなこどもがリュックを背負って歩いている姿はとてもかわいいです。
ハーネス型のもの
ハーネスでしっかりと体に固定するので、安定性は良いです。
持ち運びにかさばらないので、出先で使用する際などにも便利。
紐だけのタイプ
親と子を紐だけで繋いでおく最もシンプルなタイプです。
プールや海など水を利用する場所でも使用できます。
頻繁にプールや海水浴などへ行く方にはこのタイプが便利ですね。
迷子紐(ハーネス)を使った感想
迷子紐(ハーネス)はお子さんを守ってくれる頼りになるグッズです。
利用するのは「かわいそう」なグッズではありません。
思っていたよりも周りの反応はあたたかく、親子とも安心して過ごすことができるため利用してよかったと思います。
リュック、ハーネス、紐それぞれにメリットとデメリットがあります。
生活スタイルや使用する場面に応じてどのタイプが良いのか検討すると良いと思います。
我が家は長男と次男が1歳10か月差と比較的年齢が近いので迷子紐付きリュック、とても助かりました。